
NSS
こんにちは。
前回のブログでは、Q-DASとは何か、そして製造プロセス管理やデータ分析におけるその重要性について紹介しました。

お客様
そうでした。前回のブログでは、Q-DASが何かと、それがどうやって製造業のデジタル化に役立つかを学びました。

NSS
今回は、製造現場からデータ分析までスムーズな流れの品質管理と迅速に問題解決を実現する方法についてお話しします。また、そのために役立つライセンス(O-QIS、QS-STAT、Q-DM)と機能を詳しくご紹介します。
- O-QIS: リアルタイムで品質データを収集し、簡単な操作で現場の迅速な意思決定をサポートします
- QS-STAT: 詳細な統計分析を行い、生産工程の傾向やばらつき、問題点を特定します
- Q-DM: 生産データを一元管理し、品質改善を支援するツールを提供します

お客様
役割や機能を理解して、必要なライセンスを選定することが必要ですね。

NSS
各ライセンスのポイントをチェックしながら、貴工場に最適な選択肢を探っていきましょう。

NSS
1) O-QIS
- 各測定機器からのデータをまとめて、リアルタイムでダッシュボードに表示します
- 現場の機械データもリアルタイムで見られるので、動きをチェックしつつ問題の原因をすぐに把握できます


NSS
2) QS-STAT
- O-QISでデータを集めた後は、QS-STATを使って分析やレポート作成を行えます


NSS
3)Q-DM
- 最後に、Q-DM は複数の測定ステーションからデータを集約し、データベースで一元管理する中心的な役割を果たします。さらに、システムの連携で自動化をサポートします。

* 測定ステーション(Measurement Station)が複数ある場合は、Q-DMが必要です

お客様
弊社でQ-DASの様々なライセンスを弊社実際に導入・活用する場合、どのように検討を進めていったらよいでしょうか。

NSS
そうですね。
実際には、まず1) O-QISから始めて、次に2) Q-DMを追加し、最終的に3) QS-STATを導入されるお客様が多くいらっしゃいます。もちろん、測定ステーションの数や目的に応じて、最初からこれら3つすべてをまとめて導入されるお客様もいらっしゃいます。

NSS
具体的な例をいくつかご紹介して、イメージをつかんでいただければと思います。
事例 1 | 事例 2 | 事例 3 | 事例 4 | |
ライセンス | O-QIS *1 | O-QIS *1 + QS-STAT *1 | O-QIS *2 + Q-DM *2 | O-QIS *2 + QS-STAT *1 + Q-DM *1 |
測定ステーションの数 | 1 | 1 | 2 (複数) | 2 (複数) |
特徴 | リアルタイムでのデータ監視 | リアルタイムでのデータ監視 + 統計的分析 | リアルタイムでのデータ監視 データを一元管理しながら | リアルタイムでのデータ監視 + 統計的分析 データを一元管理しながら |
メリット 1: リアルタイムで監視し、現場での迅速な品質判断を可能にします | ✓ | ✓ | ✓ | ✓ |
メリット 2: 統計分析を加えて、長期的なプロセス改善を支援します | × | ✓ | × | ✓ |
メリット 3: 複数の測定ステーションからのデータ収集を一元化し、自動化します | × | × | ✓ | ✓ |

NSS
ご覧の通り、「事例 4」では、品質管理に必要な見える化や分析、データのコントロールをすべてカバーすることができます。

お客様
よく分かりました!
現在の課題や将来的な展望について、QA/QCチームと話し合いたいと思います。