
弊社は、プレス金型の構造部加工を行う会社です。
プレス金型の構造部加工では、
- 加工部位の設定
- 工具選定
- 加工順の検討
- 干渉確認
- NCデータ作成
など、多くのCAM作業工数が発生しますが、近年はSOLID設計が主流となり、構造部加工で扱うデータ量も増加しています。

そのような環境変化の中で、CAM作業の効率化・標準化・自動化をどのように実現していくかが、重要な課題となっています。


なるほど。では、今回は、CADmeisterの鋳物型構造部用CAMシステム「CAM-STRUCTURE」をご紹介します。

CAM-STRUCTUREは、加工特徴から加工部位を自動認識し、加工ノウハウをデジタル化したナレッジデータベースをもとに、安全で高効率な加工パスを自動作成できる構造部加工用 自動CAMシステムです。
• 加工部位の自動作成
• 加工条件の自動決定
• 加工順最適化
• 5軸無人加工対応
などにより、構造部加工の標準化・自動化・最適化を実現します。

[CAM-STRUCTUREで実現できること]:
- 加工部位の自動作成
- 加工ノウハウのデジタル化
- 加工順最適化による無駄削減
- 5軸無人加工への対応
1. 加工部位の自動作成

構造部加工では、加工部位の設定や加工属性付与、NCデータ作成前準備など、CAM作業全体に多くの工数がかかっています。

CAM-STRUCTUREでは、面色や加工特徴から加工部位を自動認識できます。
例えば、RGB値による面色認識を活用して加工属性を一括設定できるほか、穴位置シンボルや色情報から多方向の穴加工部位も自動作成できます。また、加工範囲・取代量・加工工程などの情報を加工部位として管理できるため、後工程のCAM作業ともスムーズに連携できます。



CAM作業の工数削減と標準化が期待できそうですね。
2. 加工ノウハウのデジタル化

加工条件や工具選定が担当者ごとの経験に依存しやすいのが課題です。

CAM-STRUCTUREでは、ナレッジデータベースを活用して加工条件を自動決定し、CAM作業の自動化・標準化を実現します。
これにより、
- NCデータ作成前準備工数の削減
- ミラー形状加工時の作業効率向上
- 手動加工箇所のデータ化推進
が期待できます。企業独自の加工ノウハウをデジタル化・標準化することで、CAM作業品質の安定化につながります。 また、周囲形状を考慮した干渉回避付き加工パスも自動作成可能です。



属人化を減らしながら、加工品質の安定化も期待できそうですね
3. 加工順最適化による無駄削減

加工時間や工具交換回数をできるだけ減らしたいです。

CAM-STRUCTUREでは、加工順最適化機能を搭載しています。
指定ルールに従って、
• 加工順
• 工具交換順
などを自動で並び替えることが可能です。
また、近接する同一加工属性の加工部位を自動併合することで、不要な空中動作や乗り移り動作を抑えた効率的な加工パスを作成できます。


加工時間短縮や工具負荷低減にもつながりそうですね。
4. 5軸無人加工への対応

5軸加工では、安全面の理由から夜間無人運転が難しいケースがあります。

CAM-STRUCTUREでは、
• 干渉回避
• 空中動作最適化
• 工具寿命を考慮した分割処理
などに対応しています。
これにより、安全性を考慮した5軸無人加工を支援します。
従来は有人対応が必要だった工程についても、無人加工化による加工機稼働率向上や、現場作業負荷軽減が期待できます。


夜間停止していた加工機の稼働率向上にもつながりそうですね。

このように、CAM-STRUCTUREなら、生産性向上と技術継承、属人化の解消を支援し、構造部加工の標準化・自動化を実現します。

